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投稿者:日本酒担当"縁醸仕込み"行ってきました① 山形県・「磐城壽」鈴木酒造店
2月7・8日、山形県長井市の「磐城壽」醸造元・鈴木酒造店へ、"縁醸仕込み"を行う為行ってきました!
鈴木酒造店は、福島県浪江町に蔵を構え「日本一海に近い酒蔵」として家族だけで、"海の男酒"「磐城壽」を造っていました。
2011年3月11日、東日本大震災による津波の発生で家族は避難できたものの蔵は壊滅。大きな発酵タンクも搾り機も、財産である約2年半分のお酒も全て失いました。
その後、避難所生活を送りながら『酒造り』への深い想いを忘れることなく、多くの方々との出会いを経て、昨年秋、山形に拠点を移し再建をかけ始動。このたび"支えてくれている酒販店と共に「復活・再建」を一つの形にしたい"とこの縁醸仕込みという企画が立てられました。
7日、蔵へ到着すると「忍ぶ川」の看板が。
この蔵は以前、東洋酒造 株式会社という酒蔵でした。地元で晩酌酒として飲まれている「一生幸福」「忍ぶ川」というお酒を醸している日本酒蔵です。
私達を迎えてくれたのは蔵の中心となっている造り手・鈴木大介さんです。
縁醸仕込みは、このたびの声掛けにより全国より蔵に集まった酒販店が、タンク1本分のお酒造りの一部を一緒に行うといった内容。7日は、麹米+水+蒸米を「初添え」「仲添え」「留添え」と三段階に分けて醪を仕込む作業の中の、「仲添え」を行います。
もうすでにタンク内は、初添えを終え⇒躍り(1日休憩)⇒仲添えの水麹(麹米と水を先に入れています)の状態。この中に蒸米を入れていきます。
見て下さい!!!
たった今、蒸し上がったばかりのアッツアツです。蒸気の量がハンパじゃない(笑)!
米は雄町です。
今回の日本酒造り初体験の商品管理マネージャー高橋君が、甑から米を移す作業に自ら立候補!!
火傷には気を付けて!!
放冷機はありません。全て手で米を冷ましていきます。「湯気を指の隙間から逃がしていって、その後はフワっとする感じで」。んんん、、、難しいです。
私は中々上手く出来ず、大介さんの弟・荘司さんに手伝って頂きました・・・。良く見ると、荘司さんの右手に手袋が。実は前日、蒸米の蒸気によって火傷をしたのだとか。。。蔵人はみんな、体を張ってお酒を造っています。
タンクに運ぶ為、蒸米を中央に集めていきます。
両端をひねって持ち手を造り、、、
タンクを目指せっ!!!結構重いのでヨタヨタ・・・・・・
正面から見たら、教わった持ち方とちょっと違っていますが、余裕な感じが出ています(笑)!
無事タンクに到着し、蒸米を入れたら櫂で底の方から混ぜ合わせます。
高橋君は、更に余裕な感じ!!満面の笑顔、出ました~◎
このタンク、『135』という数字の中に「#23」と書かれています。「蔵内での本当のタンク番号は23なんです」と大介さん。

近くのタンクにも同じように書かれており、色や大きさもマチマチ。「このタンク達は、震災でお酒を造る為の機材を一切なくした私に、同業者である日本酒蔵の方々が提供してくれたものなんです」。良きライバルであり、同じ志を持つ"同志"からのエール。しっかりと息づいています。
「震災が起きて、蔵も機材も何もかもなくなって。しかもその当日は、お酒造りが終わり蔵人の労をねぎらう"甑倒し(こしきたおし)"の日でもありました。避難所生活の中で、磐城壽を買って飲んでくれていた近所の方々が"また磐城壽が飲みたい"・"酒を造って欲しい"と言ってくれた。自分も"バラバラになってしまった浪江町の人と人を繋ぎたい"という思いと、そして同じ震災により被害を受けた蔵元の『俺達には酒造りしかない!』という言葉も原動力となりました。私も、自分達家族を一つしてくれるのは酒造りしかないと思ったんです」。
それから大介さんは「復活」を心に誓い、動き出しました。
長くなってしまったので続きは後日・・・。乞うご期待!!
by:きり=岩切
- 投稿者: 日本酒担当 日時: 2012年2月 9日 16:44




































