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投稿者:日本酒担当蔵元訪問⑤!愛知県「醸し人九平次」蔵に行って来ました
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お話が終わって「さぁ、蔵をご案内します!」。ひとまずトイレへ・・・。
すると見て下さい!この綺麗で情緒溢れる庭園を!!九平次さんの自慢だそうです(^@^)Y

「醸し人九平次」は、全体で約850石。「皆さんに美味しいお酒を飲んで頂く為に、自分の手で
造れるのはこの石数が目一杯なんです。この先も増やす予定はないんですよね」。
蔵に入ると醪タンクが。このタンクは1タンク=3261L 醪を造る為に使用されるお米は約1㌧
3分の1はお米なんです。
ここは5度の冷蔵庫なんですが、実はこの中にヤブタという上槽機を入れているんです!!

発酵を終えた醪を絞る作業を上槽(じょうそう)と言います。濾布・濾過板が綺麗に洗浄されていないと
この上槽の際お酒にカビ臭がしたり、逆に洗剤臭がしたり。お酒を造るのにこの上槽は最終工程。
ここで失敗すると折角造ったお酒が全て台無しに・・・・・。そこで、九平次さんはカビの繁殖を抑える
為、こうやって冷蔵庫に入れているんです。
そしてこちらは、蒸し器です!何と九平次さん、蒸し器3台を木製に変えたそうです。
「木だと余分な水分もこの木が吸ってくれる。それに保温効果もあるしね。でもやっぱり、木は優しくて
ぬくもりを感じる。それがお酒にも伝わって欲しい」。現在は酒質の向上・安定を目的として、近代的な
設備を整える蔵も増えていますが、こうやって木があるだけで、ぬくもりを感じます。

こちらはちょっと酒造りとは離れて、コレは柿渋です。木造の蔵だけに蔵内に菌が付きやすいので
この柿渋を塗ることで殺菌しているんです。私達が行った時はこちらが塗り立てで、酸っぱい匂いが
していました。古い建物をいかに長く使い続けるか、、、先人の知恵ですね。

そして最後に。こちらに水を張り、丁寧に瓶詰めされたお酒を瓶燗します。
軽く栓をしてから水を張り温めていきます。すぐにお湯につけるのではなく、水の状態から温めていく為
きちんと温めるまでに1時間かかるそうです!!
でも九平次さんは「味わいを損なわずに殺菌するには、手間はかかるが瓶火入れをする事が一番」と
おっしゃっていました。

外に出るとたくさんの氷温コンテナが!瓶火入れを終えたお酒がコンテナに1台あたり1.8L3000本。
可愛いお酒達が"早く飲んで!!"と出荷を待っています。
九平次は言います。「お酒造りで一番大切なのは"麹"です。麹に酵素を加える事でブドウ糖を出し、
酵母はそのブドウ糖を食べます。そしてその具合によってお酒の味が決まるのです。
だからこそ、その麹をしっかりと造らないといけない。
麹(ブドウ糖)=ガソリン 酵母=エンジン だと思って下さい。お酒が完成するまでの間、ガソリンが
ないとエンジンは動かず、またガソリンが充分でないと完成までに辿り着けない。だからこそ原料で
ある米も重要だし、麹造りも気を抜くことが出来ないのです」。
2日間、本当にいろんな事が体験・体感出来ました。造り人の熱い想いを感じ、3人トリオ大変
有意義な時間を過ごす事が出来ました。私達は
"この経験を必ずやお酒販売に生かしていくぞ!それが今回お世話になった方々への恩返しだ!"と
心に誓い、約5時間かけて千葉に帰ってきました。
よ~し!!!!日本酒に美味しさを一人でも多くの方々に伝えていくゾ!
by キリ:岩切愛
- 投稿者: 日本酒担当 日時: 2008年11月 1日 16:50




































