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投稿者:いまでやスタッフ倉庫番長・・・グラン・ヴァンに酔う

僕の友人がスタンディングのワインバーを開店予定でして、
いろいろと相談を受けています。

先日もお食事をしながらお話を伺うことになり、
大井町のブラッスリー・ポワソンルージュさんへとお邪魔しました。
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BRASSERIE POISSON-ROUGE
〒140-0014東京都品川区大井1-53-8
Tel:03-3775-1660
営業時間:ランチ11:30-14:30 ディナー17:30-23:00
定休日:日曜日,月曜日ランチ

最初はお店のコンセプトやワイン・メニューなど・・・
真面目に話し合っていたのですが・・・
人が人を呼び・・・総勢7名のワイン宴会と化けました 。

先ずRM(レコルタン・マニュピュラン)・・・
シャンパーニュの小規模自家栽培・醸造メーカーで販売も行う生産者・・・の代表的な造り手『ドメーヌ・ポール・バラ』による
『シャンパーニュ グラン・クリュ・ブージー・レゼルヴ・ブリュット』
をいただきました。

う・う・・美味い・・・ブジー村に開花した大輪“ポール・バラ”・・・
ブジー村は、素晴らしいピノ・ノワールを育くむグラン・クリュ格付けです。
この最高峰のドメーヌは、80%ブレンドのピノ・ノワールから、
華麗、繊細にして力強いシャンパーニュを産み出します。

そして・・・
アルザスの名門であり、アートラベルの採用でも有名なジョスメイヤーの『蓮』をいただきます。
ピノ・ブラン種&ゲヴュルツトラミネール種
&ピノ・グリ&リースリング種をブレンド。
正式名は『フルール・ド・ロテュス』で「蓮の花」を意味します。
エチケットには『蓮』の絵が描かれます。
ゲヴュルツトラミネールの華やかな香りが、
スパイスの効いた料理と絶妙の相性です。
白や黄色のバラのような華やかな香りとライチの風味。
味わいは辛口でスパイシーです。

この後・・・
『ドメーヌ・ド・ラ・プス・ドール ヴォルネイ 1er クロ・ドディニャック1991年』
ヴォルネイ屈指の造り手“プス・ドール”の
モノポール(単独所有畑)です。
1991年は小型の収穫年でワインによってはタンニンが強い印象もあるのですが、名手プス・ドールらしい、奥行きのある澄んだ味わいです。
十分に熟しており、とても美味しい。
偉大な造り手の飲み頃ワインに出会うことは、
特にバーガンディは難しいと感じます。
今日のご縁に感謝です。

『CHレオヴィル・ラスカーズ1981年』
卓越したヴィンテージではありませんが、
非常にバランスの取れたワイン。
流石はラスーカーズ!
並みのヴィンテージにこそカベルネのポテンシャルが発揮され、
立ち昇るように鮮烈な香りが拡がります。
そして典雅なクラレットそのもの!!
重すぎず、軽すぎず絶妙なボディ・バランスです。

『CHベイシュヴェル1983年』
1983年は・・・
晩熟で大型のボルドー・ワインである『ヴァン・ドゥ・ガルド』です。
しかも・・・より理想的な熟成を遂げるマグナム・ボトルをいただきました。
ゆっくりと時間をかけて愉しめば・・・
香りも味わいも見事なまでに開きます。
気品と力強さを兼ね備える素晴らしいワインです。
『片側の帆を下げ』、敬礼を表すエチケットのように、
我々もこのワインに敬意を払いました。

これでは足りず・・・
まだ数本飲んだのですが・・・
お会計はビックリするほど良心的でした。

もちろん・・・
美味しいお料理もいただきました。
アラカルトで気ままにお料理をお願いできるところも嬉しかったです。

ご主人と奥様?かな・・・本当に有難うございました mm(__)mm

しかしながら・・・
この日無事に家まで辿り着いたのは・・・奇跡だったかも!?

  • 投稿者: いまでやスタッフ 日時: 2007年5月31日 13:00

投稿者:いまでやスタッフ倉庫番長・・・お薦めピアノ・トリオ

今度OPENされるお店様が、
ワインと共にジャズにもこだわりたいとのことで・・・
お薦めの“ピアノ・トリオ”を10枚ほどお薦めすることになりました。
“ピアノ・トリオ”とは、ピアノにウッドベース(コントラバス)に、
ドラムを加えたコンビネーションが一般的です。

①レッド・ガーランズ・ピアノ
         ~レッド・ガーランド・トリオ(プレステージ盤)

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『グルーヴィー』や『ア・ガーランド・オブ・レッド』、
『オール・カインド・オブ・ウェザー』など・・・
名盤数多いレッド・ガーランドのリーダー作の中でも、
歌曲中心でしっとりと落ち着いた雰囲気のアルバムです。

②レイ・ブライアント・トリオ(プレステージ盤)
シシグネチュア盤の方がレーベルの希少性も手伝ってか評価が高いように思いますが、『ゴールデン・イヤリング』の名演をはじめ、歌曲とジャズ曲のバランスの良さ、格調の高さで僕はこのプレステージに軍配を挙げます。

③ムーヴィン&グルーヴィン
           ~ホレス・パーラン・トリオ(ブルー・ノート盤)

ブルー・ノートのパーランは、どれもが力作で聴き応えがあります。
未発表を含め7作をこのレーベルに残しましたが、ピアノ・トリオは二枚。
よりテンションの高い『アス・スリー』に軍配を上げる方が多いですが、
テンションとリラクゼーションの緩急のバランス、
サム・ジョーンズの堅実なベース・ワーク、
『レディ・バード』の名演で、
敢えて『ムーヴィン&グルーヴィン』を選びます。
また・・・もっとハードボイルドがお好きな方は・・・
テナーのブッカー・アーヴィンと、
ギターのグラント・グリーンが参加した名盤、
『アップ・アンド・ダウン』がお薦めです。

④ソニー・クラーク・トリオ(ブルー・ノート盤)
日本で大人気のソニー・クラークですが、
彼のオリジナル曲で固められたタイム盤派と、
親しみやすいスタンダード・ナンバーの中心のブルー・ノート盤派と議論されるところです。
西海岸での活動経験があるためか、
スタンダード・ナンバーでの解釈が一味違う!・・・ように思います。
このアルバムの『時さえ忘れて』を聴いてジャズにのめり込みましたが、
原曲を聴いたとき、ソニー・クラークの解釈との違いにギャップを感じた記憶があります。
ピアノの鍵盤をモチーフにしたジャケット・デザインもお洒落です。
そして・・・かつてのblogにも書きましたが・・・
ブル・ノートの第二作目『ソニーズ・クリブ』は三管セクステットでしたが、
この中の『ウィズ・ア・ソング・イン・マイ・ハート』~『スピーク・ロウ』~
『カム・レイン・オア・カム・シャイン』は素晴らしい。
魂を揺さぶられる演奏です。
ブルー・ノートの最良のセッションのひとつと思います。
また・・・名盤『キャンディ』に参加したソニー・クラークも・・・
リーダーのリー・モーガンはもちろんのこと、
彼のピアノも最高に素晴らしい。
言葉が陳腐になるほどの名演です。

⑤テンダー・フィーリング
          ~デューク・ピアソン・トリオ(ブルー・ノート盤)

スタンダード・ナンバーがシンプルかつ心地良いタッチで解釈されており、味わい深いレコードです。
端正な演奏で聴き飽きることのない、永遠の名盤。
ブルー・ノートの初リーダー作『プロフィール』と共に強くお薦めします。
またブルー・ノートのこの2枚に次ぐデビュー3作目は、
マイナー・レーベルであるジャズ・ラインに吹き込まれた『バグス・グルーヴ』です。この中の『エクソダス』は、映画『栄光への脱出』のテーマ曲。
幻の名盤でしたが、いまではCDで入手しやすいと思います。

⑥ピアノ・フォー・ヌリア ~テテ・モントリュー・トリオ(SABA・サバ盤)
スペイン・バルセロナ出身のテテ・モントリューの怪演!?です。
少々硬質なアルバムかと聴いているうちに・・・
『アローン・トゥゲザー』~『スピーク・ロウ』で心奪われ
『ステイブル・メイツ』でテテの世界に完全に引込まれます。
彼は盲目ですが、それ故か独特の音空間を表現します。

余談ですが・・・
ホレス・パーランは小児麻痺を克服しピアノに向かいました。
ドライブ感があり、メロディ、リズムともに一聴ユニークなサウンドを産み出しますが、パーランの音は彼独自の美学で磨き上げられていて、ピアノ音を昇華させてゆくような感覚があります。

若くしてこの世を去りましたが・・・
不自由な左手を生かすために、
独特のプレイスタイルを編み出したカール・パーキンスのドゥートン盤
『イントロデューシング・カール・パーキンス』から
『ライラック・イン・ザ・レイン』をお聴きいただくと・・・
不覚にも涙が零れそうです。

⑦ナイト・キャップ~ミシェル・サルダビー・トリオ(デブス盤)
不思議な、神秘的な音の漂うピアノ・トリオ♪です。
彼は、カリブ海の大西洋側に連なる西インド諸島のほぼ中心に位置する、フランス海外県の島「マルチニク」の出身です。
首都「フォールド・フランス」のフランス系黒人 。
開放感がありながら独特の哀愁が漂うのは、
フランスのエスプリが効いているからでしょうか♪♪

⑧ドドズ・バック
        ~ドド・マーマローサ・トリオ(アーゴ盤)

かつて僕のblogで、ジャン・グロの"リッシュブール1990年”をこのアルバムに喩えました。
ドド・マーマローサの正式なレコードは、伝説のレーベル『ダイアル』に残した『ピアノ・ムーズ』とこのアーゴ盤の二枚だけです。
ダイアル盤の輝きを放ちながら、気高く凛とした演奏も素晴らしい!
しかしながら・・・どこか哀愁・郷愁を帯び・・・
僕にはシャンソンのアクセントを感じるのですが・・・
ぽっと心に灯がともるようなこのレコードにとても心惹かれます。
何故なのか・・・僕はパリを感じます。

⑨ラウンド・ミッドナイト
         ~クロード・ウィリアムソン・トリオ(ベツレヘム盤)

“白人パウエル”とも賞賛されたウエスト・コーストの名手ですが、
パウエルのコピーでは決してありません。
この録音ではベースにレッド・ミッチェル、ドラムにメル・ルイスを迎え・・・
“真っ赤に燃え上がる”と喩えるよりは・・・
“青白く燃え尽きる”ような純度の高い音楽が展開します。
特に!メル・ルイスのブラシは特筆ものです。
三位一体の密度の濃い音楽。
エネルギーの塊のような音楽です。

⑩ルー・レヴィー・プレイズ・ベイビー・グランド・ジャズ
             ~ルー・レヴィー・トリオ(ジュビリー盤)

グランド・ピアノに美女を携えるお洒落なジャケット。
カクテル・ピアノのように軽やかなタッチ、華やかでスウィンギーなピアノは、都会的で大人の雰囲気・・・と思いきや・・・
雅な音楽の中には極上のスパイスが散りばめられて、
聴けば聴くほどに囚われてゆく麻薬的なアルバムです。
ルー・レヴィーは、『ウエスト・コーストのハードバッパー』ともいうべき名手中の名手。実は・・・硬派による辛口のジャズです。
ルー・レヴィーの音の積み上げ方は、幾何学的な印象があります!?
一曲ずつが短いのですが、内容は濃い演奏です。
『リトル・ガール』から始り、きっと時間を忘れることでしょう。
深夜、シャンパーニュをいただき、寛いで愉しみたいレコードです。

以上・・・気ままに書き連ねました。

僕は評論家ではありません♪・・・
・・・どうか♪♪・・・・
・・・・・・いち愛好家のお薦めとしてお愉しみくださいませ♪♪♪

  • 投稿者: いまでやスタッフ 日時: 2007年5月29日 16:00

投稿者:いまでやスタッフ倉庫番長・・・『モネ大回顧展』に行くpart2

『日傘の婦人』の他にも・・・
『かささぎ』、『積みわら』、『サン=ラザール駅』、『睡蓮』などの名作に眼を奪われますが・・・
ひときはこの絵に心を奪われました・・・
『モントルグイユ街、1878年パリ万博の祝祭』
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今にも人々の感嘆の声が聞こえてきそうなこの作品は、
1878年に開催された第3回パリ万博に沸く街の様子を描いたものです。
自由(青)、平等(白)、博愛(赤)を意味するトリコロールが、
人々の喜びを代弁しているかのように幸福感に包まれた作品です。

愛国心溢れるパリ市民と熱気を帯びた街の様子、
当時の空や空気感が、時空を超えて我々の目の前に拡がるようです。

100年以上も前のフランスは一体どんな国だったのでしょうか?
当時の文化:文学や音楽、絵画を通して当時の雰囲気を、
想像力を膨らませて感じ取ることができます。

一説によると・・・僕にとってはどうでも良い!ことですが・・・
この国旗は観光客向けにパリ市が掲げさせたものだとか・・・。

ともあれ・・・皆さんも是非お出かけください。

今年9月26日~12月17日まで、
フェルメール『牛乳を注ぐ女』とオランダ風俗画展が開催予定とのことで、
こちらも楽しみです。
『牛乳を注ぐ女』は日本初公開!
フェルメールを代表する傑作とのことで、心が躍ります。

国立新美術館を後にし、
新宿三丁目のワイン居酒屋『バクライ』さんへとお邪魔しました。
熱烈なワイン愛好家のご主人とソムリエールの奥様とで仲良くお店を切り盛りされる、とても素敵なお店です。

WINE DINING VAKURAI 
住所:新宿区新宿3-11-13 新宿土地建物第3ビル1F
Tel:03-3354-7020
営業時間:18:00 ~
定休日:月曜日
新宿3丁目駅から徒歩5分

ご主人の吉田さんから・・・
『昨日だったらウニコ・エスペシャルがグラスで飲めたのに!』との声・・・
“王族のためのワイン”と讃えられた、スペイン最高峰のワインです。
“永遠不滅のワイン”ともいわれます。
空瓶からも強烈な果実のフレーヴァーが漂います。

先ずは『エーデルピルス』の生をいただきました。
華やかな香りとスパイスのアクセントを持つ、美味しいビールです。

続いて話題の自然派ワイン、
『ティエリー・ピュズラ トゥーレーヌ・ソーヴィニョン』をいただきました。
ロワール河中流にあるトゥーレーヌ地区の白ですが、
このソーヴィニョンはエキス分・アルコール分が高く飲み応えがあります。マンゴーやびわを想わせる果実の風味が印象的です。

続いての赤は・・・
『CHドミ・クール 1999年』です。
ボルドー・シュペリュールながら秀逸なワインであり、
2005年パリ農産物コンクールでは銀賞を受賞しています。
それもそのはず・・・♪
メドック1級格付けであるCHオー・ブリオンの醸造家
“ジャン・デルマ氏”が醸造管理に携わり
このワインを産み出しているのですから・・・♪♪
1999年はよく熟しており、正に飲み頃の盛りでした。

こうして・・・美味しいお食事と共に・・・
幸せな一日が終わりました・・・撃沈・・・end

  • 投稿者: いまでやスタッフ 日時: 2007年5月24日 23:55

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